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Strange Creators of Outer World/Introduction of Previous Works/Phantasmagoria of Flower View/Overview

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東方花映塚
Template:Phantasmagoria of Flower View.

Touhou Kaeizuka
Phantasmagoria of Flower View

――幻想郷が蘇生した。
前年とはうって変わって冬はふつうに終わり、[1]
春の訪れとともに花々が咲き乱れた。
文字通り咲きまくって、咲きすぎて、明らかにおかしかった。
ただ、長く生きた妖怪たちは平然としていて、
そうでない人間と一部の妖怪だけが慌てていた……。
対戦相手は敵か自分か時間か。
Win版東方史上もっとも2次創作らしさにあふれる逸品。

幻想郷中の花が満開に! その原因とは!?

『東方花映塚~ Phantasmagoria of Flower View.』(以下「花映塚」)は、東方Projectの作品群においても特異な作品だ。だいたいの作品は「一人プレイ用」だが、本作は「対戦プレイ」もできるようになっている。「シューティング」で「対戦」することの意味が言葉だけでは伝わりづらいと思うので、実際のゲーム画面を見て確かめていただきたい。「永夜抄」からゲーム画面は一変、中央でバッサリ2分割されたそのビジュアルは、未だに本作以降は採用されていない。

普段からZUN氏は自分の作品を2次創作だと言ってはばからないが、中でも本作はある意味一番2次創作「らしい」作品だ。システムの外観やルールなどの部分は、1996年稼働のアーケード用対戦シューティングゲーム『ティンクルスタースプライツ』のオマージュと公言している通りだが、「花映塚」の頒布が「ティンクルスター」の新作(PS2版)発売から2週間後なのはまったくの偶然だ。

登場キャラクターは全16キャラ(物語が存在するのは14キャラで、2キャラは対戦専用)。自機に選ばれるようなキャラ以外は、どちらかというと雑魚キャラが多く採用されているのが特徴だ。Win版の初期3作で世界観が提示されたので、そのうえで成り立つような楽しませ方が意識されている。

相手側に弾を送ろう

本作は、お互い隣あったフィールドでプレイしながら、自フィールドの弾を消して相手側に送り込んだり、逆に送り込まれたりするのが特徴だ。被弾は残り耐久ゲージ分可能だが、攻撃によって受けるダメージ量が異なるので注意したいところ。弾を敵に当て続ければ下段のゲージが溜まり、チャージアタックが可能になるほか、MAXまでチャージをすれば相手側に自分の分身を送り込むボスアタックが可能。相手を確実に追いつめて倒そう!

今作のストーリーモードに「道中」という概念はないので、キャラ同士のかけあいによって対決が開始され、決着がついた後にもかけあいがある。

対決が長引くと、春を告げる妖精リリーホワイトが突如現れる。「妖々夢」に登場時と同様、大量の弾をまくだけまいて去っていくので注意だ。

博麗霊夢
使いやすい大型円形の吸霊範囲、イヤらしいエキストラアタックとかなり強力な性能。さすがは主人公。

霧雨魔理沙
吸霊は直線型で、1弾目のチャージが貫通型のレーザーなのは強み。アースライトレイは敵の背後から出る。

十六夜咲夜
進行方向と逆側に吸霊範囲が出るので、かなりクセが強い。互いのフィールドを貫通して直接攻撃するエキストラアタックが凶悪なので、攻撃の要になる。

魂魄妖夢
吸霊範囲が広がる速度が遅いものの、範囲自体は広い。チャージアタックで、おおよその弾を消せるのが最大の特徴と言えるが、追い込みには使いづらい。

鈴仙
範囲はそこそこで展開速度の速い吸霊はわりと便利。最大の特徴は溜めが早く威力も高いチャージ攻撃で、ボスアタックとあわせて積極的に使いたい。

チルノ
小回りが利くと言えば聞こえはいいが、全ての能力が小規模。チャージアタックで相手側の弾を凍らせられるが、それ以上でもないので決定力に欠ける。

リリカ
後方に弾を撃てるのが珍しい。チャージアタック時に、置いたキーボードから弾が出せるのでボスアタックを受けてるときには役立つこともあるかも。

ミスティア
移動速度が速いのが特徴だが、攻撃面では特にこれといった見所がなく「永夜抄」の時のように相手の視界を制限するようなこともできなくなっている。

てゐ
プレイアブルなキャラとして登場しているゲームが本作くらいという意味で貴重。残ライフが1で被弾した時に、オートでボムを撃つので、やや防御型。

射命丸 文
自機の移動速度も弾幕攻撃の速度も速く、単純にパワーで押し切れる強さを持ったキャラ。エクストラアタックが壁で反射するのも、注意の必要がある。

メディスン
エキストラアタックで発生した毒霧上では相手の機動力がかなり落ちるばかりか、視認性も悪くなるのがイヤらしい。だがチャージアタックの性能は微妙。

幽香
通常ショットが3方向なのに加え、チャージアタックは更に広範囲に攻撃できる。チャージも速く、自分の移動速度は遅いので、じっくりゴリ押しが可能。

小野塚小町
発生時間は短いものの全フィールドを対象に吸霊範囲を発生させられるのがとにかく便利。だが、うっかり処理漏れが発生しがちなのが小町らしさか。

四季映姫
パワーアップ版霊夢とでも言うべき攻守の整ったバランスでとにかく強い。エキストラアタックも凶悪の一言で、瞬く間に画面が弾に積め尽くされるぞ。

メルラン
吸霊範囲は真横全部をカバーするが発生はゆっくりだ。また通常ショットが互い違いの方向に出るため、攻撃力が他のキャラより一段低いテクニカル使用。

ルナサ
吸霊範囲が十字方向に端まで伸び、ショットも3方向に出るなどメルランよりかなり素直で使いやすい性能。ただ、いまいち攻め手に欠けるのは姉妹共通。

プリズムリバーについて
本作品で初のプレイアブル化を果たしたプリズムリバーたちだが、三姉妹のうちで最初から操作できるのはリリカのみ。ルナサとメルランをプレイするには、ちょっと手順を踏む必要があるのだ。
まず、全キャラを使用してストーリーモードをクリアする。難易度は問わない。するとエキストラモードが出現するので、今度は小町と映姫でクリアする。これでようやくマッチモードに二人が出現するぞ。




  1. The incident of PoFV occurs one year after that of PCB. On that year, winter remains in the middle of spring.