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Alternative Facts in Eastern Utopia/Article and Interview/Reimu Hakurei: Difference between revisions

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| ja =先に掲載した、なんの変哲もない一枚の写真。博麗神社社務所にてシエスタを満喫している当代の博麗の巫女、霊夢氏の様子である。だが、この写真が収められた、まさに同時刻の山中において、問題の侵入者・宇佐見氏の目撃情報が独自の経路から弊誌に寄せられているという事実をどう考えたらよいだろうか。
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Revision as of 22:51, 11 March 2018

Article

Page 22-25
< Article: Yukari Yakumo   Alternative Facts in Eastern Utopia   Advertisement: Marisa Kirisame 1
 Article: Rinnosuke Morichika
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AFiEUReimu1.jpg
AFiEUReimu2.jpg
スクープ! 霊夢と外来人はグル!
博麗神社は外の世界(あちら側)の味方
本誌「文々春新報」が追い続けている外来人の侵入問題で、ひとつの残念な事実が浮かび上がってきた。それは、博麗の巫女が外来人と手を組んでいるかもしれないのだ。
先に掲載した、なんの変哲もない一枚の写真。博麗神社社務所にてシエスタを満喫している当代の博麗の巫女、霊夢氏の様子である。だが、この写真が収められた、まさに同時刻の山中において、問題の侵入者・宇佐見氏の目撃情報が独自の経路から弊誌に寄せられているという事実をどう考えたらよいだろうか。
博麗の巫女の仕事はいくつかあるが、その中の一つに「外から迷い込んだ者を元の世界に送り返す」ことがあるのは周知の事実だ。しかし、彼女が外来人に対して何らかのアクションを起こそうという気配は全く無い。これではまるっきり職務放棄ではないか。このような人物に博麗大結界の管理が任されていることは、おかしなことではないのか。
「博麗霊夢」を巡る証言
現在の状況に対し、巫女と親交のある人間に話を聞いてみた。
「何もない時の霊夢は、だいたいあんなもんだぜ。お賽銭集めに奔走してないだけ、まだマシなほうじゃないか。なに、菫子? あいつはいっぺん懲らしめられただろ」(霧雨魔理沙氏)
「確かに霊夢はちょっと頼りなかったり、だらしなかったりするところがあるのは否定できないわね。だからといって仕事をしていないわけではないというか、肝心なところではやっぱり博麗の巫女なんだなって思わせてくれるところもある。なんだかんだで信用してる妖怪は多いんじゃないかしら」(茨木華扇氏)
確かに異変が起こっているときの彼女が、言いようの無い威圧感を纏っているという噂はあるが、それを証言する者は少ない。しかし、何もしないことが幻想郷を守ることに繋がるというのか?
「昼行灯」の裏にあるモノ
現在の幻想郷は、未だ影響が続く都市伝説異変を皮切りに、新たな来訪者らに警戒を怠れない状況にある。しかもそれが「ちょっとした近所の異界」程度であればともかく、「地獄」であったり「外の世界」であったり、果ては「月の都」だったりと、最大級の厳戒態勢が敷かれるべき地域ばかりだ。にもかかわらず、楽園の守護者たるべき巫女がこの体たらくなのはいただけない。起きた異変を解決するのは当たり前、起こる前に問題を取り除いてこそ楽園の守護者ではないか、そう期待するのは間違っているだろうか。
いやそれよりも、このようにやすやすと侵入者が入り込んでくること自体が大変奇妙な事である。だいたい、外の世界の一介の女学生が博麗大結界を越えてくることなどが、果たして本当にありえることなのだろうか? 百歩譲ってありえたとして、それはそれで大変な異常事態である。これは一体どういうことなのだろう。結界の効力が何らかの原因で弱まっているのか? だが、先に見せた境界の妖怪・八雲紫氏のあいまいな態度も気になるところだ。たとえば外の世界との境目を、あえて曖昧なものにしようとしているのか。
いや、それよりも現実的なのは、外の世界を利用して本格的に幻想郷の支配権を握ろうとしているのではないだろうか。巫女の立場を利用し、外来人と境界の妖怪を抱き込みながら。幻想郷においては実質的に博麗の巫女に逆らえないという茶番を演じている我々の、真の存在意義が問われる日が来るのは、そう遠くは無さそうだ。

Notes