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Infinite Blade Pavilion/Story/Marisa's Good Ending
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魔法の森。 すっかり秋めいてきたこの場所だが、今日は少し騒がしい。 |
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魔理沙「どんな武器でも作れるんだろ?私の弾幕強化アイデアを書いてみた。ぜひ作ってくれ。報酬は焼き芋1年分。」 | ||
ぱちぱちと燃えているのは集めた枯れ葉である。 | ||
秋雨「私の生まれた時代にはこのような珍妙な芋は無かった。なるほど、甘いのだな・・・美味である。」 | ||
まぐら「一年分だと一億個くらい食べられますね!」 | ||
魔理沙「いや無理だろ。」 | ||
秋雨「しかし、弾幕強化の武器とな・・・?これが企画書か、ふむふむ。」 | ||
マル秘!!魔理沙の弾幕強化武器 企画書!! | ||
☆自律飛行八卦炉(量産したい) ☆突撃槍式仕込み箒(加速機能付き) ☆ワームホール発生機(全方位マスタースパークだぜ!!) ☆きのこ型マキビシ |
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魔理沙「どうだ?職人気質を刺激されるだろう。」 | ||
まぐら「いや、こんな落書きで我が主が刺激されるわけが・・・。」 | ||
秋雨「面白いかもしれん。一刻ほど時間をくれ。」 | ||
まぐら「刺激されちゃってるしーっ!!」 | ||
秋雨は元々は製鉄の民であり、錬鉄・鍛冶を生業としていた王であった。 いつからか武器を生み出す事が存在意義となってしまってはいたが── 魔理沙の落書きが彼女の元々の職人気質を呼び起こしてしまったようだ。 |
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魔理沙「おお!すごいぜ!!きのこ型マキビシ!!しかもホーミング機能付き!!」 | ||
魔理沙「念じれば狙った相手の足の裏を追いかけていくぜ!もう自動追尾は霊夢の専売特許じゃないぜー!!」 | ||
秋雨「機能美と造形美の両立を目指してみました。」 | ||
まぐら「いやいやいやいや絵面的にどうなんだコレ。」 | ||
お空「さとりさまー!きのこが!きのこが!!」 | ||
さとり「ダメよお空!それは食べられないわ!!」 | ||
お燐「にゃーん!きのこ踏んじゃった!!」 | ||
アリス「ちょっと魔理沙あんたいい加減にしなさいよ!!」 | ||
秋の空にばら撒かれる大量のきのこ。その情景に苦笑しながらも、 まぐらは主が敵意に対する以外の理由で武器を造った事に満足していた。 |
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霧雨魔理沙 GOOD END 『武器職人魔理沙』 |
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