Perfect Memento in Strict Sense/Aya Shameimaru
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伝統の幻想ブン屋 |
Traditional Genso Reporter |
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射命丸 文 |
Aya Shameimaru |
能力: 風を操る程度の能力 |
Ability: Manipulation of Wind |
危険度: 高 |
Threat level: High |
人間友好度: 普通 |
Human friendship level: Normal |
主な活動場所: 妖怪の山 |
Main place of activity: Mountain of Youkai |
射命丸文は天狗の中でもすばしっこい鴉天狗である。 |
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写真機片手に幻想郷のあちこちを飛び回り、面白そうな事件を見つけると写真に収めて帰って行く。 |
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鴉天狗と言っても、見た目は人間と大差ない。 |
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肌身離さず持っている道具は、団扇と写真機と文花帖である。 |
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団扇は、風を起こす道具であり、一振りで家をなぎ倒し、二振りで大木をこそぎ倒し、三振りで旅人のマントを吹き飛ばす天狗の武器である。 |
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写真機はもう一つの天狗の武器で、その瞬間を切り抜いて絵にしてしまう必殺の武器だ(*1)。 |
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撮られた写真は後に新聞の記事になってしまう。 |
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文花帖は、記事になりそうなネタを纏めた天狗の手帖である。 |
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中は幾多の写真と手書きの文字でびっしりと埋められているという(*2)。 |
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風を操る能力とは、風を起こしたり突然風を止めたり、竜巻を起こしたりとストレートな能力である。 |
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文々。新開 |
Bunbunmaru Newspaper |
彼女が取材し記事を書いている新聞が、「文々。新開」だ(*3)。 |
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彼女は、、主に幻想郷の女の子達が起こす不思議な事件を記事にする。 |
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この新聞は一応、天狗以外の妖怪や人間にも購読する事が出来る。 |
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だが、発行は不定期で、多い時でも月に五回程度の発行である。 |
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一回辺りの記事も少ないので、情報収集には余り役に立たない。 |
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この新聞は、むしろアンニュイな午後を送りたい幻想郷の妖怪や人間が、紅茶片手に眺める様なそんな新聞である(*4)。 |
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目撃報告例 |
Eyewitness reports |
新聞が溜まって困るのよ。 |
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ほんと。 |
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購読してないのに (博麗霊夢) |
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号外が山の様に配られるのである。 |
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かくいう私も号外が溜まっている。 |
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生ゴミを捨てると鴉が集まってきて困るのよねぇ (十六夜咲夜) |
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それは天狗じゃなくて普通の鴉。 |
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対策 |
Countermeasures |
ペンは剣よりも強し。 |
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新聞の記事にされてしまうと、どんな強い妖怪でも頭が上がらなくなる。 |
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ただでさえ強いのに、その上に新聞という強力な武器を携えている彼女は、幻想郷の誰からも倦厭される。 |
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人間、妖怪問わず、記事になりそうな時は紳士的な態度でインタビューに臨み、邪魔されれば高圧的な態度で追い払う。 |
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まず、敵に回したくない妖怪ではあるが、昧方となれば力強い事この上ない。 |
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取材に協力してあげて、損はないだろう。 |
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*1 シャッタースピードも驚異的な速度てある。 |
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*2 天狗なのに意外と可愛い文字を書くという。 |
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*3 天狗の社会では、新聞は一人で作り上げる事が多い。その為記事が偏る。 |
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*4 カフェーで人気。 |