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Strange Creators of Outer World/Introduction of Previous Works/Immaterial and Missing Power/Overview

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東方萃夢想
Immaterial and Missing Power.

Touhou Suimusou
Immaterial and Missing Power

いつまでも春が訪れない「春雪異変」も幕を下ろし、
ようやく花見の季節が幻想郷に訪れた。
急にやってきたぶん盛大に、そして早々に過ぎ去ろうとする春を尻目に
人間や妖怪やその他諸々が催す花見だけが、
いつまでも繰り返し開かれていた。
だが、そこに集うのは人間や妖怪だけではなかったのだ……。
東方Project7.5弾は、上海アリス幻樂団が
黄昏フロンテァと初めてタッグを組んで制作した記念作品!

宴会で人を集めているモノの正体とは!?

『東方萃夢想~ Immaterial and Missing Power.』(以下「萃夢想」)は、ZUN氏にとって初めて同人での共同開発で生まれた作品だ。ストーリー、テキスト、新キャラクターデザイン、一部音楽をZUN氏が担当し、それ以外の全部を黄昏フロンティアが担当。ユーザーへのお披露目となる動作試験版は「東方永夜抄」体験版と同時、2004年4月に開催された即売会「第1回博麗神社例大祭」でのことだ。

当時の同人ソフト界隈では二次創作格闘ゲームが全盛期で、特に格闘ゲーム制作で知られた渡辺製作所(現フランスパン)と、ノベルゲーム「月姫」でその名を知らしめたTYPE-MOONが共同開発した「MELTY BLOOD」は、ベースとなった「月姫」同様に大きな成功をおさめ、商業展開を果たした。こうした流れの中「どうせ作るなら、フランスパンに勝てるものを」という意気込みで制作が開始されたことは本誌前号の特集に詳しい。

同年12月に完成版が頒布されて以降、約3年はこれまでと異なるスタイルの作品が続く。ZUN氏の中では「永夜抄」で制作がひと段落していたのだ。だが、作品への反響が無視できない大きさになったのも、ちょうどこのころ。04年は「香霖堂」の連載開始、「永夜抄」開発、「萃夢想」開発、音楽CD制作と濃い1年だった。

「弾幕アクションゲーム」

「萃夢想」は「格闘ゲーム」と似てはいるが異なる作品だ。打撃系の攻撃も無いわけではないが、ボタンひとつで手軽に多くの弾を射出できたり、弾をダッシュ等ですり抜けたりできる東方らしさが大きな特徴となっている。

ストーリーモードでは、全プレイヤーキャラクターに、それぞれ物語が用意されている。それぞれの視点からの話を楽しめるのだ。

自分で操作する場合、各キャラ3種ずつのスペルカードから選んで使用する。敵の時にしか使わないスペルカードもいくつかあるぞ。

東方では敵の弾に「かする」ことで得点を稼ぐ「グレイズ」というシステムがある。本作では、弾をすり抜けるので有効に使おう。

オートガード
本作では難易度がEASYから4段階存在しているが、中でもEASYモードではアクションが苦手な人向けに、オートガードを搭載している。通常のガードはキャラが向いている方向とは反対側に移動ボタン/レバーを操作するが、オートの場合はガード可能なら勝手にガードしてくれる。また対戦ではハンデとしてキャラの攻撃力を増減できるなど、いろいろな配慮が施されているのだ。

多彩なモード
各キャラの物語を楽しめる「ストーリーモード」をはじめ次々とCPUキャラと戦う「アーケードモード」、対人、対CPUなどの遊び方を完備。また本家のようなリプレイモードや音楽鑑賞モード、弾幕攻略の度合いがわかるリザルトも確認できるぞ。

パッチ Ver.1.11
黄昏フロンティア公式ホームページで現在も配布されている右記のバージョンのパッチを適用することで「アーケードモード」「対人」「対CPU」限定ではあるが、追加キャラとして紅魔館の門番こと紅美鈴でも遊べるようになる。本作を入手した方は、ぜひとも適用して欲しい。

美鈴の選択画面。もともと体術を得意とするキャラだけのことはあって、本作でも少数派なゲンコツでの戦いを見せてくれる。もちろん弾幕もあるぞ。

楽園の素敵な巫女
博麗霊夢


いつもの主人公。だが、実はラスボスも務めてたりする。最初がこれだったせいか、共同作ではラスボス担当が多い。

普通の魔法使い
霧雨魔理沙


シューティング同様技が派手、弾だけじゃなくビームも出す。あと、本作で初めて自宅が公式にビジュアル化された。

完全で瀟洒な従者
十六咲夜


ナイフも投げるし時間も停める。完璧なメイド長。後々パッチで美鈴が登場したので、実は紅魔館関係の登場者は多い。

七色の人形遣い
アリス


「妖々夢」では通りすがりだったので、今回初めて自宅の外観が描かれた(既視感)。人形の使い捨てっぷりが激しい。

動かない大図書館
パチュリー


二つ名に反してちゃんと動けるがかなりスロー。そのぶん魔法の威力は高く、特にクリムゾンフレアは当たるとヤバい。

半分幻の庭師
魂魄妖夢


弾幕ごっこゲームにおいて刀を投げてこない肉体派。だが弾も出す。今回は半霊もそれなりに仕事をしている気がする。

永遠に赤い幼き月
レミリア


妖夢どころではない肉体派。吸血鬼の強さの源泉である肉体面の強靱さを見せてくれる。ドットの背丈と歩き方は必見。

天衣無縫の亡霊
西行寺幽々子


シューティングだとわかりづらいが、こうしてみると背丈が高めなことが分かる幽々子。今回もとぼけぶりが冴えてる。

幻想の境界
八雲紫


スキマを使った出し入れが楽しい紫。次回作以降もそのあたりはどんどん派手になっていく。ある意味で今回の主犯。

集まる夢、幻、そして百鬼夜行
伊吹萃香


異変を起こした元凶の「鬼」。「永夜抄」と並行して開発、ということを考えるとこのタイミングでの登場も頷ける。