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Bubbling Imaginary Treasures/Story/Marisa and Alice's Good Ending

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門殊堂。

旧灼熱地獄の外れに建立されたお堂である。
溶岩の熱を利用して怨霊溶鉱炉を運用している。

魔理沙「ほほう、中はこうなってたのか…」

アリス「あら、結構豪華な作りじゃないの」

善罪 「お褒め頂き光栄ですわ
    今お茶をお出ししますので…」

魔理沙「…水出るのか?ここって」

善罪 「普通に出ますよ、地下水汲んでますので」

金閣 「出なかったらワイ等ミイラになってまうがな」

銀閣 「薬の調合にも支障ではりますしね」

魔理沙「なんだと?薬だと?」

善罪 「あら?お忘れですか?この炉の構造を」

魔理沙「あ、あー。そういや八卦炉だったな

    そりゃ錬金ついでに錬丹も出来るか」

善罪 「ふふ。よろしければ見ていきます?」

魔理沙「ま、マジか!?是非見たいぜ」

アリス「私も興味があるわね。人形用の新素材に」

連れてこられたのは門殊堂の最上階。

そこには多種多様な魔法薬や調合素材が陳列されていた。
表向きは通貨の造幣局だが、裏ではこんな事もしていたのだった。

魔理沙「こ、これが全部魔法薬の素材だっていうのか!?

    まさかこんな所に眠っているとは思わなかったぜ」

アリス「規模だけならパチュリーの所と匹敵するかもね…
    ここなら捨虫の方も会得できるんじゃない?」

善罪 「不老不死に興味があるんですか?」

魔理沙「いや…無くはないけどそこまでは…」

アリス「やるんなら考えといたほうが良いわよ
    自分の精神と肉体の限界が来る前にね」

魔理沙「んー、まぁ考えとくぜ。いつか」

善罪 「ふふふ。困ったら相談に応じますよ。

    なんなら、丹の作り方からでも」

魔理沙「あっそっちは普通に教えてほしいぜ
    前作った時はデカ過ぎて飲めなくてな」

アリス「あんたまだ諦めてなかったの」

善罪が教える錬丹術は要領が良く洗練されていて

スポンジが水を吸う様に知識を吸収出来た魔理沙は
ミニ八卦炉で小さな丹を練れるまでに上達した。

終始、微笑ましそうに見ていたアリスであったが

当初の目的は、二人とも忘れてしまっているようだ。
善罪達からすれば、その方が都合がいいのかもしれない

Ending No.05 善罪のインスタント錬丹教室
 ノーコンテニュークリアおめでとう!