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The Alternative Age/Story/Other

From Touhou Wiki
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Title

  東方時封城 ~ the Alternative Age
               おまけテキスト

__________________




   このさきには
   暴力的で
   鬼のような
   ネタバレどもが
   あなたを待っています。

   そ れ で も 行きますか?

    はい  <いいえ>




__________________

Raw transcript

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■ もくじ
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一、あとがきのようなもの
一、スペシャルサンクスな人たち
一、エキストラのストーリー
一、登場キャラの設定

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■ あとがきのようなもの
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皆様こんにちは。Mc(まく)と申す者です。
以前にもフリーでいくつかステージモノの弾幕風スクリプトを配布したりとか、
東方アレンジ・耳コピスレッドCD企画に参加し1曲提供したので
知っている方も居るかもしれませんが、知らない人ははじめまして。

まずは本作品をプレイしていただきありがとうございます。
最初に断っておきますが、この文書はあとがき「のようなもの」です。
脱線上等、駄文全開ですので、物好きな方以外は斜め読み推奨ってことで(^^;
忙しい方は退屈になってから見ていただくとより一層楽しめるかと思います。

今までも紅魔郷Phantasmステージとか、永夜抄Phantasmステージとか、本編
ステージのアレンジのようなものを出してたりはしていたのですが、時期的には
永夜抄Phantasmステージを作ってる最中辺りでしょうか、ふと1ステージもの
じゃなくてもう全部作れないかな?と思いはじめたのが始まりですね。
仕事中(当時は工事やイベントなどの交通警備員やってました)、その時は夜勤で
しかもいつもの交通誘導じゃなくて朝まで歩行者に入られないように見張り
してろって言うなんとも退屈な仕事で、あー暇だなとか思いつつポータブルMP3
プレーヤーで「蓬莱人形」でも聞きつつ所定の場所に突っ立ってたんですが
(職務怠慢でゴメンナサイ>現場のK監督さん)、ふとTr7のサーカスレヴァリエが
なんかパチェっぽいなーとか思い始めたのが最初で、そういえばその前のTrの
エニグマティクドールなんかもヴワルっぽくね?とか思ってきて、後日紅魔郷の
BGMを丸ごと差し替えてみたらなんと雰囲気ばっちり!流石に背景とBGMが
シンクロしなくなったのは仕方ないですが(っというか神主さんゴメンナサイ)
で、その次の日までに4・5・6ステージのBGMの構想が完全に出来上がって、
あぁ、じゃあこれ作っちゃおうって感じで晴れて時封城製作が始まりました。
永夜抄Phantasm完成のちょっと前辺りから「thA(仮)」ってのがありましたが、
あれがまさしくこれです。ちなみにth10だからthAじゃありません。本家とは
また異なる(パラレルワールドでの)幻想郷でのお話ということで本家のどの
東方にも属さないぞって意味で「thA」と名づけてみました。というわけで次は
「thB」ですかね。しつこいかも知れませんが16進数ではないですよ。

今回の東方時封城は東方弾幕風で動作する超巨大なステージスクリプトですが、
実はここかなり迷いました。弾幕風スクリプトにするか、または独立した
アプリにするか、でね。最初独立アプリと弾幕風スクリプト両面で計画していた
のですが、やはり今まで弾幕風ステージスクリプト3作品を連続して投下してた
人間なので、今回も弾幕風で行こうと最終的に決定しました。現時点でも
「弾幕風ステージの人」で通ってる(た)みたいですし(^^;
それと、弾幕風スクリプトを選んだもう一つの理由を挙げると、
「弾幕風の可能性を極限まで追求してみたかった」からですね。紅魔郷Phを
作ってる時はそんなこと毛頭も考えていなかったのですが、完成させてから
暫く他人のリプレイ見てはうけけけと嘲笑してる最中に(うっわ、性格悪いな)、
「あー、ここ演出追加すればもうちょっと本家っぽくならないかな」とか思う
ようになってきて「いっそのこと本家東方と見間違うスクリプトを作ろう!」と
まで思ってきて、そんな考えで妖々夢外伝、永夜抄Phantasmと作ってきました。
作品が進むごとに重くなってきてゴメンナサイ。そして今回も重いです。
覚悟してくださいそしてゴメンナサイ。やはりストーリーを実装するとなると、
ある程度は演出も必要不可欠になって来ますが、今回その範疇すら越えてます。
コンセプトが「弾幕風で本家東方のクオリティに匹敵するスクリプトを作る」
なので、勘弁したってください。今回コミケ68で頒布させていただきましたが、
今回ネットでのフリー配布ではなく、コミケで頒布しようとかなり前の段階から
決めてました。その代わり弾幕風とは思えないほどのクオリティの作品を
引っさげてみんなをびっくりさせてやろうって考えだったのですが、
弾幕風スレ見てると他の皆さんもクオリティ高くなって、自分ばかりびっくり
してる始末。まぁコミケで頒布するに恥じない作品には仕上がったと自分では
思ってますが。当初は紅魔郷Phantasmから始まって、妖々夢外伝で演出背景とか
試行錯誤して、永夜抄Phantasmで磨いていって、時封城で完成のつもり
だったのですが、それはあくまでフリー配布でのレベルであって、コミケ頒布
レベルで考えたらやっぱり辛うじてスタートラインに立てたかなって程度かと
思います。その点次作次々作ではおおよそ半年~1年スパンでもっと凄いのに
チャレンジしていきたいと思いますね。それまで東方が続いてくれるかどうかが
心配ですが。特に例大祭2以降は縮小の方向に向かって行くとの噂が絶えず実に
怖い限り。最低でも3~4年、できれば6~7年は続いて欲しいと思う。二次創作
されてる方々が神主様に元気(と、さりげなくプレッシャー)を送り続ける限り
何とかなるんじゃないかなぁ。自分は早くに本家東方が終わってしまっても
当分の間は東方作品を出し続けていきたいです。それだけ東方大好きです。
(勿論仕事しながらね。さすがにNEET志望じゃないし)

今回は従来と違い難易度がEasy~Lunaticまであって誰でも手軽に楽しめる、
弾幕風では珍しい低難易度ステージかと思いきや、やってみれば一発で分かると
思いますが、かなりはっちゃけてます。本家東方・・・まぁここでは妖々夢と
しましょうか、のEASYをLevel2、Normalを4、以下HardとLunaticを6、8と
例えると、本作はEASYが2.5、NORMALが5、HARDは7.5、LUNATICは10程度を想定
して作りました。最初はもう少しは甘くしても良かったかもとも思いましたが、
やっぱ難易度をぬるくしてしまうとこの非公式の東方STGではあまり熱く
なれないんじゃないかな、と思ってみたので。まぁそれでもEASY辺りは本家と
大差ない難易度に仕上げたつもりなので、まぁ本家東方のEASYがクリアできる
程度の能力があれば楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。安易にHARDや
LUNATICを選択してあえなく大往生した方、南無阿弥陀仏。本作品をコミケで
頒布した理由の一つに東方界隈により広く弾幕風を知ってもらうって意味合いも
あるんですが、かえってこれで「弾幕風=頭のおかしな難易度」って認識
ばかりが強調されて広く知られてしまうのはやだなぁ・・・ι

そういえばパッケージで「今回神主様がやらないなら俺がやる!」と宣言
してましたが、あれは偶然です(^^; この作品は花映塚が発表されるかなり
前から製作始めてきたし、まさか神主様が夢時空風対戦STGを作るとは思っても
みなかったので。そういえばそれで思い出したのですが、2月と3月にHDDの中身
全部ふっ飛ばしました。2月にはHDDのクラッシュで全て消滅、3月には
ウィルス感染でHDDアクセス不能に陥ってしまいました。結構なところまで製作
進めてたのでこの消滅はかなり痛かったでしたね。現在出来上がったのは実質
4ヶ月弱で作り上げたのかと思うと結構信じられなかったりします。やっぱ
神主様も言ってたけどお酒の力かなぁ。ちなみに自分は洋酒派ですがね。
ウォッカベースのカクテル大好き。ちなみにそれ以来データ消滅は無いですが
必ずバージョンアップの度に時封城(だけ^^;)をきっちりバックアップ
とってます。Web上とCD-RWに。でもこうやって完全版を出すことが出来たので、
晴れてバックアップを消すことが出来ました。実は結構Web領域食ってて
大変だったので。もし1年間みっちり作り上げて磨き上げたらどんな作品が
出来るだろうか・・・次作次々作での課題ですね。あとは時封城製作開始した
頃は絵も落書きレベル、(辛うじて○ーリ○の絵板に投稿できる程度の画力)、
曲なんかも今までコード進行が知らなくても作れるようなミニマルテクノ位しか
まともに作ったことの無かった(と言うか時封城で初めて東方曲作った・・・ι)
人間なので、本作品を通じて絵描きも作曲も小慣れてきた(≠うまくなった)今、
果たして次回はどれだけのモノが作れるか・・・
ところで改めて思ったこと・・・やっぱ音弄り楽しいぃ!(そっちかよ)

さて、次回作「thB(仮)」ですが、現在の予定(は未定)では(たぶん)一度
弾幕風から離れ(ると思い)ます。独立したWindowsアプリとして開発
していきます。というのも次作は(たぶん)縦STGじゃありません。妖々夢や
永夜抄に対して萃夢想・花映塚的なノリで対戦モノを作っていこうかなと
考えてます。・・・次々作辺りでもしかしたら弾幕風に戻るかもしれない(^^;

・・・結局あとがきらしいこと何も書いてないな自分・・・('A`)
まぁいいや、またどこかでお会いしましょう。
それではまた来世・・・間違えた。

					STAFF #1:製作のほとんど担当
						danmaq 代表 まく



皆様こんばんはひがしといいます。
まく君を東方に巻き込んだ張本人でもあります(笑)。東方妖々夢を彼に
やらせてしまったばかりに・・・。まあ他人の人生を動かせるぐらいの
完成度を誇っていたのはまず間違いない作品ではありましたが。そして
そのせいで自分がいつの間にかdanmaqのメンバーになってました(笑)。
自分も紅魔郷から始めてハマってしまった人間です。同人の世界は2年位前に
入ってたが、深くのめりこんだのは東方があったからだと思っています。

今回danmaqのステージスクリプト第4弾ですが、前作の3作とは違いdanmaq完全
オリジナルストーリーです。前作も一応オリジナルなのですが、本家の作品名を
少し使っているという意味では完全なオリジナルとはいえません。弾幕風上で
動かすスクリプトでありながらステージ数が6+αという本家顔負けです。
ここまでの製作の様々な障害はまく君が語っているので省かせてもらいます。
ただ彼のがんばりはとんでもなかったです。NEETでもここまでやるのは相当
きついです。自分にはまず出来ないでしょう。

自分が時封城で行った作業は、弾幕の構想とステージ案の作成と
デバックです。これでも自分は結構STGというジャンルをやっております。
(1回だけですがア○カ○ィア全国1位に載った経験もあります)。
プレイヤーとしてやってた自分が、今度は製作者として参加するというのは
経験をすごく活かせると思いました。しかし・・・、弾幕を考えるのは
想像以上にきついです。やるのと考えるのでは全く違う。さっき作ったのと
似ないように(5面は似させているが)考えるのは難しい。CAVEなんかよく
あんなに弾幕を考えられるものだなと思いましたよ。ステージ案は最初は
パターンが多すぎなど色々な指摘がありましたが、配置に関しては東方らしい
作りになったかな?と。そのまま採用されてるもの、+αされてたりします。

自分が絵・音楽・プログラムのどれかが出来たら製作も余裕で終わったと思う
のですが。この時封城で自分の新たなる挑戦をしたいと思いました。

次回作の「thB」はまだ構想だけで何も進めてはいません。果たして本当に
作れるのか心配です。ひょっとしたら構想だけで終わる可能性もあります。
構想だけではできれば終わらせたくない。
たとえ構想だけでも次に繋がることをしたいですね。

さて普段自分はどういうことをしているのかというと仕事。就職もしており
立派なサラリーマンです。仕事しながら製作協力は正直自分なりにかなり
きつかった。仕事以外だと、ゲーセンでDDR(ダンスダンスレボリューション)
ですね。早く次回作が出て欲しいと思う今日この頃。
このゲームの実力はまあそこそこ。適度な運動にはこのゲームは最適です。

さてとこのへんで終わらせてもらいます。
今度はいつあとがきを書けるだろうか。

					STAFF #2:弾幕・ステージ構想
						danmaq No.2 ひがし

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■ スペシャルサンクスな人たち
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特に順不同です。あえて言うなら下のコメントを書き上げた順。

○mkm 様

本作品の動作ベースとなる、東方弾幕風の作者様です。
弾幕風側として本作品製作に対し色々サポートいただきました。
そもそも弾幕風がなければ全く異質の作品となっていたと思いますので・・・
一時期は無茶・無謀な要望など出してしまってご迷惑おかけしましたが、
こうやって晴れて一つの作品が出来上がりました。誠にありがとうございます。
それと、また無茶するかもしれません。先にゴメンナサイしときます。
弾幕風よ永遠なれ、東方の続く限り・・・



○Age 様

氏の製作なされた弾幕風用置き換え弾画像のCD収録に関して、
弾幕風スレッド上にてご快諾いただきました。誠にありがとうございました。



○東方アレンジ・耳コピスレッドCD企画 の皆様

IRCにてBGM製作に関する多数のアドバイスをいただきました。感謝。
なにぶん自分も企画に参加してるのでいつも和気藹々やってます。
ここのところ忙しくて余り話に参加できなくてゴメンナサイ。

('A`)



・・・そうだ、忘れちゃいけない。


○ZUN 様

素敵な東方ワアルドを創造してくださった神主様にも感謝。



○テストプレイヤー の皆様、そして、あなた 様

この度は本作品を手に取っていただいた上に、こんな隅っこまで読んでいただき
誠にありがとうございました。これからも(何か)出して行きたいので、
このdanmaqに今後も期待していただければ幸いです。

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■ エキストラのストーリー
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霊夢「また退屈な季節になったわね」
魔理沙「そうだな、雪が降りだすとマトモに外出れないからな」

霊夢「あんたはマトモに外出れなくなる前に帰れ」
魔理沙「カタイこと言うなよ。もし帰れなくなったら
    神社で冬明かせばいいだけで何の問題もないぜ」

霊夢「そうね・・・待ってて、今夢想封印の符持って来るから」
紫「面白そうな展開ね、私も混ぜなさい」

霊夢「面白くないし、混ざったら神社が滅びるだけからそいつを連れて帰れ」
紫「一体なんなのよ、つれないわね」

霊夢「私はつい先日までまた厄介ごとに巻き込まれて
   疲れてるんだから、そっとしといて欲しいわ」
魔理沙「同じく疲れてるんだから、冬の間神社で寝かせてもらうぜ」
紫「あら、今度は何が起きてたのかしら?私は何も気付かなかったけど」

魔理沙「あぁ、なんか過ぎた時の一部を消すとか言ってたぜ、非現実過ぎて
    信じてないけど、確かこんな・・・こんな感じの魔方陣だったかな」

魔理沙がさっさっと描いた魔方陣を覗きこんだ紫の顔が凍りつく。
紫「・・・それって」
霊夢「何か覚えがあるのかしら?」
紫「本当に時間戻るわよ」
魔理沙「そーなのかー?」
紫「で、ここの部分を・・・っと、こう書き換えれば、時間は
  無限年逆流して、事実上この世界は消滅することになるわ」
二人「「え」」

その日の晩、神社にて幻想郷中の高等妖怪が集まって人妖会議が開かれた。
無論メインの議題は例の魔方陣について、だ。

魔理沙「なぁ、やっぱ昼言ってたのって、さすがに嘘だろ?あんな単純な
    魔方陣で時間戻るなんて・・・あれくらい私でも普通に描けるぜ?」
紫「嘘よ」
霊夢「はぁ!?」

紫「冗談はさておき、昼一度解散した後に見てきたわ。昼あなたの
  描いたのは単に魔力を集結させるための目印みたいなものよ。
  ホンモノはその下の階にあったわ。とてつもなくどでかい魔方陣が、ね」
魔理沙「そーなのかー?」

紫「さて、で、書き写してきたこの魔方陣なんだけど」
それを覗きこんだ妖怪どもが一斉に凍りつく。ただ一部の者は何も
分からなそうな顔をしていたが。

「あれは一度魔力を充填され、ましてや始動しかけていた。
 一度動き出したものは魔方陣が冷える迄の暫くの間、足りない
 魔力を補充するだけですぐに再始動することがあるわ。私なら
 今すぐにでも破壊すべきだと思うけど、皆の意見はどうかしら?」
「まぁ落ち着け。あれは私でも滅多にお目にかかれない
 貴重な魔方陣だ。封印だけ施して保存しておくべきだと思うわね」
「外の人間は地上を破壊するだけの兵器を
 備えている。今すぐ魔方陣を発動させるべき(ゴシャ」
「今回主犯格のあなたは少々黙ってなさい」
「じゃああれを幻想郷から追放したらどうです?結界の位置変えて・・・
 どうせ妖力を持たぬ人間には扱える代物ではあるまいし」
「それは言い換えると私たちの監視もできなくなるってことよ」
「じゃあどうすればいいんだ・・~」
「・・・~」
「・・~」

結局夜通しで討論が続き、その中で酒宴ありの弾幕戦ありの惨事となり、翌朝、
紫「と・・・言うことで、あんたら人間二人に任せたわ・・・
  ちょっと会議で暴れ過ぎて疲れちゃった」
霊夢「会議と呼べたのは最初の十数分だけね、まぁいいけど帰ってくるまでに
   神社改築しておきなさいよ。全く派手に壊してくれて・・・」
魔理沙「要はあの魔方陣も派手に壊せばいいんだろ?この神社みたいに」
霊夢「この神社は余計」
力尽きたのか紫からの返事は無かった。

二人が飛び立ってから数時間経った頃、神社で折り重なって倒れていた
人妖どもが目を覚まし、暴れるだけ暴れた後だけあって疲れきった表情で
口数も少なくぞろぞろと神社『だった』ところを後にしていった。
紫「そういえば昨日見たときなんか人影が居たような気がしたけど、
大丈夫かしら・・・ま、あの霊夢と初代Gなら何とかなるわね」
紫はそう呟くとお疲れ人妖に混ざって帰っていった。


魔理沙「へっくしょん!・・・あー、冬入って早速風邪かよ・・・」
霊夢「・・・帰っても絶対神社直ってなさそうね・・・」

_______________________________________________________________________
■ 登場キャラの設定
=======================================================================

かなり非公式の俺設定満開だったりするのでそういうの嫌いな方はスルー推奨。



○博麗 霊夢
 人間:幻想夢現の巫女

言わずもがなの東方の顔であり主人公でもある、博麗神社の巫女さん。
彼女の先祖は幻想郷の生い立ちに深く関わっているが、
彼女はそれを知らないし、それどころか気にもしていない。
物理的に人間だが頭の中までちゃんと人間してるかどうかは微妙。

色々不公平な能力が使えるが、特に自慢したりすることは無い。
むしろ毎年空っぽの賽銭箱の方を自慢しているような気がする。極稀に誰かが
賽銭投げ込んでも数分後に魔理沙が持ち去ってしまうので、毎年空っぽ。

緑茶が好物。緑茶のみで生きているのではないかとの疑惑も。



○霧雨 魔理沙
 人間:恋色の白黒魔術師

霊夢と並び今や東方の顔の主人公。自称普通の魔法使い。蒐集癖がある。
主な入手経路は、霧雨邸のある魔法の森の入り口当たりにある古道具屋。
肌身離さず箒を持ってる割に掃除は大の苦手。但し例外として神社の賽銭箱の
掃除は大好き。小さな金属円盤や紙を中からかき出してはしっかり持ち帰る。

最近自宅が倉庫になりかけて困っている。現在霧雨邸の裏手に小屋を新設して
そこをメインの生活の場としているが、ここも次第に床が見えなくなってきて
二号倉庫と改称されるのもそろそろ時間の問題だろう。

今製作中の符は、どうやら戦闘用ではないとか何とやら。



○大妖精(エルフチーフ)
 妖精:雑魚よりはマシな妖精

ステージ1の中ボスとして登場します。

主に湖の近辺に住んでますが妖精さんは基本的に好奇心旺盛なので
あまり湖から離れるようなことをしなければ多少は森の中に
入っていくことも。まぁストーリーと余り関係ないけど。



○アリス・マーガトロイド
 妖怪:七色人形魔導師

ステージ1のボスとして登場します。

彼女もストーリーと余り・・・というか全く関係ありません。
偶然知ってる顔が通りかかったので邪魔してみただけだったり。

現在、(自称)体調不良気味なのであまり本気は出しません。スペルカードも
二人を倒すために使ったのではなく、最近弾幕やってないので腕がなまって
いないかどうかの確認のため(自称)です。でも、予想以上に腕が落ちていた
ので(自称)、そんな粘らずにあっさりあきらめてそのまま帰ってしまいます。




○紅 美鈴
 妖怪:紅の館の番人

ステージ2の中ボスとして登場します。中国だから中ボス。あまり関係ないか。

主人公二人が紅魔館の近くを通りかかったので、また侵入しに来たかと
追い払いにやってきます。でも、弾幕の美しさの割にそんな強くありません。
まぁ誰も名前を覚えてくれない程度の能力ですし。



○十六夜 咲夜
 人間:時と紅の支配人

ステージ2のボスとして登場します。

別に侵入されたわけでもないし二人のことなどどうでも良いのですが、
余りに外で騒いでるので耐えかねて出てきてしまいます。きっと紅魔館で
子守りでもしてたのでしょう・・・で、外が煩くて子供が泣きやまないため
耐えかねて出てきてしまったのでしょう。割と嘘ですが。



○レティ・ホワイトロック
 妖怪:春の残雪、冬の物怪

ステージ3の中ボスとして登場します。

冬なので当たり前のように動き回ってます。当然近くに人を見つけたら
ちょっかいを出そうとします。まぁバカじゃないのである程度相手の実力が
出来ると判断したらさっさと引いてしまいますが。



○リリーホワイト
 妖精:輪廻転生の四季妖精

主に春の妖精。ステージ3のボスとして登場します。

リリーに限らず妖精は季節が変わると別の妖精に生まれ変わる。夏には夏の
妖精があり、冬には冬の妖精が居る。だが彼女のようにある程度の力を持つと
最もメインの季節以外の妖精に転生した時、全開の威力を発揮できないので
転生せずに、次の季節まで眠りについてしまうのだ。さらに力を持つと
メイン以外の季節になっても眠りにすらつかなくなる。丁度チルノみたいに。
ちなみに妖精は転生しても記憶は概ね引き継がれる。人間は多分無理。

春が過ぎ去り、次の春までとある屋敷の床下で冬眠(夏眠秋眠含む)していた所、
その館から突如湧き出てきた猛烈な冷気にびっくりして季節外れなのに慌てて
外に飛び出し、暖を求めて山のてっぺんまで逃げてきた始末。

今回紅白と白黒の二人に激しくけなされ、普段温厚な彼女でも内心ちょっと
ムッと来てケンカを買って出ることに。春の能力だけだとレパートリーに
欠けるので四季妖精に転生するが、春の能力に特化されてかなり経つ彼女には
やはりそれらの全開の力を出すまでに至らなかった。



○レイラ・プリズムリバー
 亡霊:騒霊人形師

朽ち果てた洋館に住み着く自縛霊。ステージ4のボスとして登場します。

元異界の貴族の末っ子。プリズムリバー家には両親と4人の娘で恵まれた生活を
送っていた貴族だったが、とある不幸で両親を亡くし、そして長女・次女・
三女と館を去っていったが、末っ子のレイラだけはこの屋敷に残り続けていた。

・・・姉たちの帰りをいつまでも待つために、帰る場所を残しておくために。

だが、山奥の洋館にいつまでも独りで居続けられるほどの
強靭な精神力を持っているわけでもない彼女は日に日に精神を
蝕まれていき、やがて孤独に耐え切れなくなった彼女は禁じられた
マジックアイテムに手を出し、三姉妹の騒霊を生み出してしまう。

そこに現れた三姉妹の像は楽団を思わせる格好をしていて、それぞれ一つずつ
楽器を手にしていた。これは彼女の音楽家になりたいという願望が雑念となり
騒霊に影響されたためである。幼少期から音楽が大好きで昔家庭があった頃、
両親に音楽家を志す決意を明かしたが、厳しかった両親に大反対され彼女の
望まぬ道へ進むことを強要されていた過去があった影響なのかも知れない。

かくして大好きな姉妹と大好きな音楽に囲まれ明るい家庭が
戻ってきた彼女だが、禁じられたマジックアイテムを使用した反動かどうかは
定かではないが、彼女は三人の姉の虚像に見守られ短命で生涯を終えてしまう。

それから暫くたち、その館には相変わらず4人が楽しく暮らしていた。
レイラは成仏せず、3人の騒霊と永遠に館に居続けることを選んだのだ。
結局若くして命を落とし、楽器を極める望みこそ果たせなかったが、
3人の姉たちの演奏をいつも聞いていられるだけで既に満足していた。

館の外は街から遠く離れた山奥だったため、光景こそ今も昔もさほど変化して
いないが、実はすでにそこは元の世界ではなかった。いつから館が幻想郷に転移
していたのか、そもそもここが幻想郷だという事実を、彼女は未だ知らない。



○マエリベリー・ハーン
 人間:妖の力を持つ異界の人間

ステージ5のボスとして登場します。
また、エキストラステージでも中ボスとして登場します。

外界にある総員2人しかいない霊能サークル「秘封倶楽部」のメンバーの一人。
霊能活動ってのはあくまで表向きの名刺代わりのようなもので、現実に
やっていることは、暗黙に禁忌とされている各所の結界暴きである。

蓮台野の次に博麗神社の結界を暴き幻想郷に侵入した秘封倶楽部の二人。だが
そこで人間好きの半妖、上白沢 慧音と出会ってしまうが、彼女に襲ったりする
意思が無いことが分かると二人は好奇心から彼女についていってしまう。

そうしてたどり着いた山を二つほど越えたところにある古い洋館の
地下深くにある謎の祭壇。慧音はそこで何を思ったか二人に自分の
力の一部を分け与え、二人に弾幕する程度の能力を持たせてしまう。
その後慧音は祭壇に向かい目の前にある巨大な魔方陣を起動させ、術の
補佐を頼まれる。二人は特に断る理由もないので言われるがまま従っていた。

だが術の途中で上層部の方に別の人間の気配を感じた慧音はもう一人に
比べて力の制御こそ不慣れなものの、弾幕にパワーのあるメリーを
警備に向かわせた。そうして遭遇した巫女と魔法使い・・・。

弾幕のパワーこそ人(妖?)一倍あれど、
制御が利かずまた場数も少ない彼女に、勝ち目は薄かった。



○上白沢 慧音
 妖怪:知識の人、獣の歴史

ステージ6に出現する最終ボスです。

元来人間が好きな彼は人間がわんさと居る外界のことを知り早速行こうと試み、
命からがら博麗結界を乗り越えてやっと外界に出られたものの、
そこで見たものは慧音の予想を遥かに超越した文明レベルであった。

外の人間たちの持つ兵器は外の世界を全て滅ぼすのに十分すぎるものであった。
幻想郷の妖怪どもも全て根絶できてしまうかもしれないし、下手するとこれらの
兵器の破壊力の前では博麗の大結界ですら意味を成さないかもしれない。
外の世界は物が裕福になりすぎていた。その一方物に頼りすぎてきた人間は心が
育たず、相手を信じず互いに武力で威嚇することで辛うじて均衡を保っていた。
少しでもそこに揺らぎが起きようものならすぐ戦争に発展し、最悪全てが破滅
することも十分にありえることだろう。外の世界は心が貧相になりすぎていた。

こんな世界に驚愕した慧音は何とかならないものかと色々
案を模索する。そしてある歴史を思い出し、その頭の中の史料を元に
その場所へ行くと、そこには史料どおりの巨大な魔方陣が眠っていた。

時は百年以上昔、とある密談で幻想郷を永遠に隔離することが確定した。だが、
参加者の中にはそれを快く思わない者もいた。そして一人は幻想郷が隔離される
前にとある魔方陣を設置した。それは眠りながらその後のあらゆる森羅万象の
歴史を蓄え続け、もしこれから行われる幻想郷隔離が後々誤りだったと判断した
場合、この魔方陣で全てを無に帰し、丁度設置した今の時代に全てを戻すように
記述された。そして彼はこの魔方陣を山奥の地下深くに封じ、滅多なことで
知られないようにと西欧にあった大きな廃屋を魔力でその地下入り口の真上に
移転させた。それから間もなくして、幻想郷は結界により隔離された・・・

慧音は今まさにその時と判断し、魔方陣を動かそうと魔力を注入したが、その
魔方陣はわずかに淡い光を放ったかと思うと間もなく停止してしまった。実は
この魔方陣は、誰かが独断で勝手に時を戻さぬよう魔力による『錠』が
かけられていて、その開錠には術者の他に2人以上の補佐が必要だったのだ。

それから暫くの後、慧音は博麗神社の境内の片隅で一人困り果てていた。これを
霊夢や他の皆に伝え協力を仰ぐか・・・否、分かってもらえないだろうな・・・

悩みぬいた末に慧音が立ち上がったその時、視界に突然結界の亀裂が映り、
そして初めてみる顔の人間が二人、その亀裂の中から現れた・・・。



○宇佐見 蓮子
 人間:異界の科学者

エキストラステージのボスとして登場します。
外界にある、総員2人しかいない自称霊能サークル「秘封倶楽部」のリーダー。

魔方陣のある祭壇で戦闘の騒音が消えると共に魔方陣の出す低周波音が
弱まり、そして完全に何も聞こえなくなり魔方陣に11日間に渡り
蓄積されてきた魔力もぷっつり途切れて何も感じなくなった。蓮子は
全ての終わりを悟ると術の補佐をやめ、メリーと一緒に一度外界に帰った。

暫くして落ち着いた頃に改めて幻想郷に乗り込み、興味本位で件の
魔方陣について色々調べてみた。あちこち触ってみたり、慧音の真似事を
してみたり。そしてそのうち物凄いことを発見した。この魔方陣は設置以来
全ての歴史、全ての記憶を吸っては溜め込んでいたのだ。言ってしまえば
巨大な近代歴史事典あるいは百科事典のようなもの・・・いや、それすらも
凌駕するだろう。なんたって蓮子のここ1週間で抜け落ちた髪の本数から、
数年前の外界における国内で緋蜂が異常発生した時の数まで正確に
記憶されている。蓮子はメリーを放っぽってこの魔方陣のある地底祭壇に
住み着き、なんとかこの魔方陣の全ての記憶の複製が出来ないものかあれこれ
研究を始めたが、そんな時に紅白と白黒によりあらぬ邪魔が入る。

この魔方陣の存在は余りに危険すぎた。世界最大の百科事典であると
同時に、世界最大の最終兵器でもあるからだ。破壊の方向で意思が
まとまった妖怪、全ての記憶の保存を望む異界の人間、別にどっちでも
いいけど頼まれたことだから、と妖怪側に加担する幻想郷の人間・・・

そしてついにぶつかった互いの譲れぬ意思・・・
その後、魔方陣がどうなったかは当事者の二人+二人のみが知る。